具合の悪い夢

巷ではワクチンに対して色々意見があるようだが、私は一応打ちまして。

昨日2回目の注射終わりました。

注射本当に嫌いなので行くだけでどれだけ体力を消耗したか..

しかし注射がうま過ぎて一瞬で終わるので驚いた。


久しぶりに具合が悪いという状態を味わい、随分鮮明な夢を見たので

いい絵が描けない気晴らしにちょいとこの具合が悪い夢の話を書いてみる。

死の部屋


男は死の部屋にいた。

目覚めた瞬間に、この部屋がそういった部屋であると不思議と認識できた。

腹部に染みた赤黒い液体はどうやら自分のものらしい。


一人で寝るにはやや大きいダブルベットから身を起こすと、背中から差しこむ光を感じた

振り返ると大きな丸い窓がある。咄嗟に外の空気を吸おうと手を伸ばしたが、この窓は嵌め込みのようだ。


それもそうかと腕を落とし、どんな景色が見えるのかと目線を窓の外にやる。

随分どんよりとした空。

街並みもくすんだビルが立ち並ぶどことも言えない景色で、今にも雨が降りそうだった。

この部屋で何をするべきか、男は分かっている。

目覚めると同時に、どんな部屋であるかと、何が選択出来るかが自然と理解できていたからだ。

眺めたところでどうにもならない景色から部屋の中に目線を移すと、自然と部屋の明かりが灯る。


真四角の部屋。

広いような、狭いような。不思議な遠近感。

ベットの足元に、随分刺繍が凝ったソファチェアが2脚と、ソファによく合うローテーブル。

テーブルの上にはグレーの本とワインレッドの本が並んでいる。

他には、小ぶりなシャンデリアと、シックな木製のタンス。そして開くことがないであろう扉。

飾る気があるのかないのか分からない不思議な部屋。

男はソファチェアに腰掛けて、グレーの本を手に取った。

凄まじい情報量が荒波のように流れ込んでくる。幼少期の記憶を辿る本だった。

凄まじく苦しい、しかしこれを受け入れなければならないという使命感が自然と湧き上がる。

自分の体がモンタージュのようにいろんな年齢の自分に映り変わって、苦痛が終わると元に戻っていた。

椅子から転げ、滝のように噴き出た汗を拭う。


この部屋では、過去を振り返る時間が与えられている。

それ以外の選択肢は、死を受け入れることのみだ。

だからと言って娯楽が待ち受けているわけではなく、ただ清算をすることができるというだけの空間。

荒くなった息を整えて、ワインレッドの本を取る。

この部屋にやってくるまでの、大人になってからの記憶が流れ込んでくると同時に今度は恐怖と悲しみが込み上げてきて、涙が止まらない。


全ての清算が終わると、部屋の隅からスッと現れたのは男でも女でもない、異様に白い人のようなものだった。

これが死神か、或いは天使か。この部屋でできることはもうないらしい。

それが微笑みのような表情を見せると、視界はぐるぐると回り、暗転した。

———————————

こんな感じの夢でした。

私は男の主観になったり、部屋の隅から俯瞰していたり、カメラ位置が複数あってランダムに動いている感じで。

暗転とともに目が覚めたら汗だくの全身の節々が痛いので最悪のコンディションでした。


ポカリスエット、久しぶりにがぶ飲みしました。

家のそばに自販機あってよかった。



私の夢は大体暗くて怖いんですけど、今回のはまた妙に空気とかがリアルで怖いとかってより鮮明でした。

具合の悪い夢だなあという目覚め。


早く外で酒が飲みたいな。楽しいことをもっとしたい。

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