2回目の個展「What do you think?」を終えて

本日18時16分をもって無明長夜の2回目の個展となる「What do you think?」が終了しました。

改めましてお越し頂いた皆々様、本当にありがとうございます。

来れなかった方もいたかも知れませんが、是非またの機会に..!!

帰宅後ケンタッキーを喰らい、気絶したように眠りまして

小一時間ほどしてスッと起きました。

関係ありませんが、私寝起きの体温が34度とかザラなので寝る=仮死状態です。

記憶が新鮮なうちに、個展を終えての心情や色々を書き詰めていこうと思います。


率直な感想

結論から言えば、想像を超える反応をいただけました。

1年の修行の成果をしっかり実感出来る良いものになったと感じられたので

自己評価低い私にしては70点と高得点を出してあげると言ったところ。

予想はしていましたが抗いようのないものがなければもう少し良い点数を上げられたかも知れません。

とにかくコロナがもたらしたギャラリーそのものへのダメージは相当なものだとこの数日間の在廊でひしひし感じました。


特に、今日の最終日はこの会期で最も暇な日となりまして

正直にいうと在廊中にお越し頂いた方は2桁未満でした。

しかしながら、FREE NOTEに感想書いていただけたり、ステッカーを買っていただけたり

作品も面白そうに談笑しながら眺めてくれるカップルさんがいたり

5秒で立ち去る人が何十人も来るより私は嬉しかったです。

ギャラリーのスタッフさんも、私の展示の趣旨を理解してくれていまして、

帰り際に話した時に「コロナがなければもっと、求められている反応が見れたかと思います」とか言ってくださいまして。

実際そうだったかも知れませんが、混み合うギャラリーだともしかしたら足を止めにくかったかもしれないので。

私は今回見えた結果をこれはこれで良かった。


そう思うこととします。



写真は作品を全て取り外した様子




What do you think? に 無明長夜は何を思ったか

こう見えて、元インストラクターなんですが説明自体は正直苦手です。

苦手というと逃げですね。下手なんです。

なのでブログに書く時はいつも本当に書きたいことの半分が書けてれば良いかなくらいに思っています。

ただ、今回は沢山発見とか気になったことがあって

ちゃんと書きたいなと思うんですが、支離滅裂していたら適当に間の部分は想像で埋めて下さい。


■意識の輪郭

これは最近見つけた言葉で、”見つけた言葉”というのは

状態を表すのにちょうど良い言葉」という意味で言ってます。

人には輪郭が無い何らかの意識が無数に存在していると私は考えています。

何かしたい。とか、なんか好き。嫌い。とかのふわふわとして漠然としたもの。

確実に存在しているけれど認識できないものに対して

今回の個展によって一つ捉えることができた意識の輪郭がありました。

むしろ、意識の輪郭を捉えることこそが今回の個展

或いは私が行う表現でやりたかったことかも知れないとすら思います。


私は白黒付けたい性格なので、そこが根本にいるのだと思いますが。

白黒が何も私が思う白や黒である必要はなく、あくまで当人が思う白とは何か。

これを知りたいのだと思いました。

これはこの2年間、写真作品から始まり、昨年作成したアートブックCopy&Paradoxと

ここ最近で書くようになった二重線のグラフィック(今回の個展でも一つありますが)

が紐づいています。

全て同じところに繋がっていたんだなと、一人で納得したのです。


(見てるものは)同じだけど(人によって)違うという矛盾の結果。といえば良いのでしょうか。

二重線のグラフィックにも無意識的に同じ線を複製してずらす。という行為に自分の知りたいことへの意識が投影されていたのかと思います。


読んだ人にどこまで伝わるかわかりませんが。

私は少なくとも何かを掴んだぞというのが今回の個展で得たものであります。

■この個展で見たかった景色(意識の輪郭を持つ前)

前項で書いたのはあくまで今回の個展から見えた先の話でしたが。

これに気づく前、つまり個展を決めた時の段階で考えていたことを書いてみます。

まあ大体Twitterか過去ブログに書いてる気がするんですが、ここを最新情報として下さい。

今回の個展はコンセプチュアルアートという表現の性質上、作品の理解が出来ることを前提に作られるインテリだけのもの感を払拭したいと思っていました。


かつての私は表層的にしか見られないということに過剰反応し、あれこれと手を打ちました。

めちゃくちゃ言葉を悪くすると「誰も私のことなんて理解してくれない」みたいなちょっと痛い状態ですよねこれ。

かといって下手に介入すれば「勝手に人を理解するな」となるのが人間です。

つまり意図を知る。何かを理解するということは大変面倒なことなんです。

でも私はどうしてそう思ったのか?を知りたいマンなので、エレベーターをB3階くらいまで下がれる作品にしたら良いなと思いました。


ボタンがあるけど押せないエレベーターではなく、ちゃんと1階から乗ることができて。乗らないことも出来る。

その上で、地下まで降りることも可能である。という状態を目指しました。

現代人は選択疲れがあると言いますが。

アートには選択肢があるようで1本道に感じることが多い世界です。


一本道である方が都合の良い方も多いのが理由かなとか勝手に思いますが、そこはわかりません。

しかし、What do you think? では選択肢を沢山作りました。

見たいところから見て、降りたいところまで降りていい。

乗らなくてもいいし、下がってから出ずに戻ってもいい。

そんな思いでこの一人グループ展とも言える多階層式の個展は完成しました。

■無理矢理まとめる

「意識の輪郭」という言葉を勝手に作って話を進めてみました。

この輪郭を捉える前にどのような性質の意識が鑑賞者に存在、或いは発生するのかを私はみたかった。を今回の落とし所とします。

What do you think? はある意味実験とも言える内容だったんですね。

実験て言うと聞こえが悪いですが、あくまでこの意識の輪郭を捉えるという哲学チックな行いは楽しいんだよ。と言うのを私は広めたかったんです。

難しい言葉が必要なんじゃなくて、自分がしっくりくる言葉や表現を見つけてみましょう。という気持ち。

目の前にあるものをそのまま捉えるのではなく、好奇なる疑いを持って挑むことで見える景色があるとか。


そしてあわよくばあなたが見つけた言葉や表現を私に教えてほしい。

私には答えが一つしか無いから、あなたの答えも知りたいんだと。

まだ続きます。

断片的に頭を彷徨う言葉

記事を分けても良いかなと思いましたが、まだ手が動くのでこのまま書き進めます。

私は人様に何かを与えているような雰囲気で表現していますが。

実際は私自身が無知であり。

無知ゆえに浮かぶなんで?をひたすら投げかけています。

そんな投げかけや会話から、私というアーティストは少しずつ自分の輪郭を捉えることが出来る様になってきています。

こういう発言をアート界隈の偉い人たちはやめろ!というのかもしれませんが。

時代を切り拓いた方々を除けばアーティストなんて人と少し違うことが出来るだけで

社会的立ち位置は低いものだと自分でも思ってしまいます。

評価される方々はこの社会というところから飛び抜けて違う軸に行けた人のことであって。

決して社会には属していないと考えます。宇宙人みたいなもんです。


私はまだ宇宙人になれてないとは思いますが、自分を宇宙人だと仮定して

今回の会期中にも面白い言葉がいくつか聞けて。頭の中を彷徨っています。

そう思って書き出そうとしましたが、正確にはどう言われたかとかがもう曖昧でして。

断念しました。

今度から在廊時は録音でもしたほうがいいのかもしれません。

ただ、確実に私の頭の中にはこの1週間で生まれた会話や頂いた言葉なんかが私の記憶にはあるので、時間をかけて宇宙人となる燃料に変えさせてもらいます。

最後に

もっと伝えたい感謝とか嬉しいみたいなこともあるんですが。

それはブログですることでもないのかなと思うので、どこかで私と対面した人はどうか聞いてやって下さい。


前回の記事で、これまでしてきた表現とかを全部詰め込んだ卒展のようなものみたいな書き方をしたんですが、本当は少しだけ今回の個展で活動を辞めてもいいかなと思っていたりしました。

結論、中学校は卒業したから高校進学かなという気持ちにいます。


今はまだ記憶の整理もできてないし、次の作品への意欲も停滞気味ですが

少なくとも辞めていいかなとか、辞めたいなという気持ちは個展を終えた今思うことがないので。

私は進路を見つけて卒業できたんだと思います。


長くなりましたが、今日はこの辺で締めようと思います。

少しばかり、休息を挟んだらこれからのことを少しずつ進めていこうかなとか。。

先のことはまたしばらく分かりませんが、私の長い夜はまだ続きます。

良い夜を。


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